腸内環境を整える方法として
①プロバイオティクス
②プレバイオティクス
③バイオジェニックス
の３つがあります。
今回は①プロバイオティクスについて書きたいと思います！
プロバイオティクスとは？
体内で健康に対して働きかけるとされる微生物（細菌や酵母）を直接とって、腸内環境を整えるという方法。
細菌や酵母が生きていることが前提とされている。
特に乳製品メーカーの業界では生きた乳酸菌を推しているところがほとんどで、生きたまま腸に届き、腸内細菌のバランスを整えると言われています
専門家の間では「生きた菌」信仰に対して批判的な声が上がっている
生きた菌が生きたまま腸に届くかどうかはあくまで腸に届くまでの環境条件を揃えた装置の中で検証しているだけで、実際に人の体内に入ってから腸に生きたまま届いているかは誰も確認してない
さらに外から入ってきた菌が仮に生きたまま腸まで届いても、腸に元々住んでいる菌の集落に定着することは難しいのが現状。そのため、ほとんど菌は定着できずそのまま腸を通り抜けて、排泄される。
腸内には400~500種類以上、１００兆個以上もの細菌が住み着いており、常に菌同士が勢力争いしたり共存したりしています。部外者が簡単に定着するのは難しい
バケツ一杯分必要？！
乳酸菌研究の第一人者光岡知足氏は腸内環境をよくするには毎日少なくとも１兆個の善玉菌を食べることが必要としており、ヨーグルトにして１０リットル（バケツ１杯分）に該当します
また、ヨーグルト製品には大抵1〜２種類のみの菌しか入っていません。
１〜2種類ではどんなに頑張っても身体に有用な物質をそう沢山作り出すことはできないのです。
上記のことから、ヨーグルトが腸内環境をよくするというようなイメージは現実とはかけ離れていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
乳酸菌サプリや乳酸菌入りお菓子は？
乳酸菌サプリや乳酸菌入りお菓子も同様で、ほとんどのものが乳酸菌がフリーズドライ加工（仮死状態）をしているものがされているものがほとんど。
そのフリーズドライ加工された乳酸菌が体内で生き返るという理論のようです。しかし、腸内で同様に生き返る保証はないのが現状。
加えて、
そもそも仮に生き返ってもヨーグルト同様定着することも有効な物質を出すことも確証がないので、個人的にはあまりオススメはできません。
じゃあどうすれば良いのか？
安心してください！腸内環境を整える方法はまだあります！
次回をお楽しみに
最後までお読みいただきありがとうございます(^_^)
参考・引用文献
不老腸寿：村田公英 著 幻冬舎
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